一般的な標準コースで洗濯をする場合、すすぎは2回おこなわれます。
ですが、最近はすすぎが1回でもOKな洗剤が販売されているのをご存知でしたか?

今回は洗濯用洗剤をすすぎ1回でもOKな洗剤を使用し、すすぎを2回から1回に変更した場合の省エネ度を調べてみました。
縦型全自動洗濯機で51リットルの水を使って洗濯した場合で比較してみます。

●すすぎを2回した場合
洗濯1回ととすすぎ2回なので、洗濯槽には3回水を溜めることになります。

水道代は、51リットル×3回×252円/m3÷1000=38.6円
電気代は、64kWh×27円/kWh÷1000=1.73円

合計40.33円になりました。一回洗濯をすると、電気代と水道代が約40円弱かかるということです。

●すすぎを1回にした場合
洗濯1回ととすすぎ1回なので、洗濯槽には2回水を溜めます。

水道代は、51リットル×2回×252円/m3÷1000=25.7円
電気代は、64kWh×27円/kWh÷1000×2/3=1.16円

合計26.86円になります。

※新水道料金・下水道料金252円/m3税込 日本電機工業会調べ
※新電力料金目安単価27円/kWh、電気代はメーカーカタログより縦型全自動洗濯機8kgタイプを参考に、すすぎ1回時の電気代は2回時の2/3としました。
※洗剤は使用する商品により費用や容量が異なる為、今回の比較計算には洗剤代は含めていません。


結果、すすぎ2回と1回の差額は、14.47円となりました。
この結果を元に、洗濯をすすぎ一回にし、毎日行った場合、一年間だと14.47×365日=約5280円、節約できることになります。

すすぎを2回から1回にすると、1回の洗濯で約15円の節約になることが分かりましたが、前述の計算例でも分かるように、洗濯時にかかる費用は水道代が多くを占めています。
もし、ご自宅の洗濯機に風呂水ポンプがついていれば、お風呂の残り湯を利用することもでき、更なる水道代の節約にもなりますので、参考にしてください。

なお、赤ちゃんや肌が弱い方が身に着けるものなど、充分に洗剤をすすいだ方が良い物もある為、洗う物によってすすぎの回数を上手に使い分け、節約につなげていただければと思います。

白鳥 健夫 (しらとり たけお)
東京電力エナジーパートナー株式会社

家電製品総合アドバイザー
家電の省エネと上手な使い方に関する情報発信に従事。
「くらしTEPCO」の中で家電製品の情報を一元管理できるコンテンツ「家電アシスト」の開発を担当。

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