「知ってトクする!?意外に知らない電気代」Vol.1

携帯・スマートフォン、充電1回にかかる電気代っていくら?

毎日のように充電して持ち歩いているスマートフォン。
ふと、1回の充電でいくら電気代がかかるのか気になったことはないでしょうか?

それでは、実際にスマートフォンを1回充電するのにかかる電気代を計算してみましょう。
また、モバイルバッテリーやUSBケーブルによる充電だとどう違うのかについても調べてみます。

スマートフォンの充電にかかる電気代の計算方法

電気代を計算するには、まずフル充電に必要な電力量を調べます。

スマートフォンのカバーを外し、バッテリーパックを直接確認できる端末であれば、計算に必要な数字はすぐにわかります。一方、この数字が確認できず、仕様も公開されていない端末、バッテリーパックだと、残念ながらわかりません。

さて、一例ですがバッテリーパックからは、以下画像のような情報が得られます。

ここでは、「3.8V」「3200mAh」「12.16Wh」
という数字が確認できました。

●定格3.8V 3200mAh(12.16Wh)とは「3.8Vで3200mAの電流を1時間流したときと同量の電気エネルギーを蓄積することができる」という意味です。

ただ、最後の「12.16Wh」さえわかれば、それに電気料金をかけるだけで充電に必要な電気代がわかります。
*最初の3.8Vと3200mAhをかけて、1,000で割ったのが12.16Whなので、情報が「3.8V」「3200mAh」だけだったとしても割り出せます。

電気料金については各家庭によって異なりますが、例として当社のスタンダードプラン、第2段階料金で考えてみましょう。電気料金は1kWhあたり25円98銭(税込)です。
そこで以下の計算をします。

12.16Wh÷1,000×25.98円=0.3159168円

はい、いくらか計算できました。スマートフォンを1回フル充電するのにかかる電気代は約0.31円です。
ただし、コンセントから充電ケーブル、そしてスマートフォンのバッテリーに至る過程で、電力の一部は失われます。それも考慮し、電気代は0.4円程度と仮定すると毎日フル充電するとして1ヶ月で12円、1年で144円になります。
ペットボトル1本分くらいの金額ですね。

モバイルバッテリーを使ったときの充電にかかる電気代は?

では、モバイルバッテリーの充電にかかる電気代はどうでしょうか。

電圧が3.7Vで10,000mAhのモバイルバッテリー(スマートフォンを3回前後フル充電できるタイプ)の場合、1回の充電にかかる電気代を単純計算すると、約0.96円と計算できます。

USB接続でパソコンから充電したときにかかる電気代は?

スマートフォンの充電はコンセントからだけではなく、パソコンのUSBポートを利用して行うこともできます。この場合の電気代は、コンセントからの充電と比べて何か変わるのでしょうか?

答えは、ほぼ変わらない、です。

もちろんUSBを使って充電すれば、パソコンの消費電力はその分多くなります。しかし、スマートフォンの充電に必要な電力自体は、コンセントを使ってもUSBを使っても同じです。違いがあるとしたら電力のロスの部分になります。
ただし、大前提として、スマートフォンを充電するためにわざわざパソコンを起動するのであれば、当然、その分の電気代が余計にかかります。

さて、いかがでしょう。スマートフォンの充電にかかる電気代は意外なくらい安いと思われた方が多いのではないでしょうか。月わずか12円の充電で動作してくれるスマートフォン。なかなかの働き者といえそうですね。